不良恋愛
ちょっと大きな声で言うと
カイ「ん〜。」
と微かに反応して寝返りをうつ。
り「おーい。」
カイ「ん、もう朝…。」
いやお天道様、真上にあがっちゃってるから!
り「うん。起きて下さい。」
カイ「まって、りん!?」
急にがばっと起き上がるから
ゴツっ
り「〜〜〜!!」
頭に激痛。
カイ「いっ!!」
それはカイも同じらしくて、2人そろって頭を抱える。
私が起こしにくるだけで、そんなに驚く!?
カイ「ごめん!大丈夫?」
り「私こそ、ごめんね…。」
カイ「冷やそう?」
り「う、うん!」
すっかり、目が冴えたようでカイの部屋の冷蔵庫から保冷剤を二つだして頭に当ててくれる。
カイ「冷たい?」
り「うんん!暑いから丁度いい。
でも自分でやるよ?」
カイ「いいから。」
恥ずかしいから本当にいいのに…。