切れた糸は再び繋がり____
第1章
静かな教室にただ椅子に座る私。
私は、朝はやくに学校に行き机に突っ伏して寝る事が日課。
昨日も今日も明日も、この時間だけは私だけの時間だ。
だけど、今日だけは違った。
ガラガラっと乱暴開く扉に、私は驚きバッと起き上がると
大好きだけど、1番会いたくない人がいた。
「.....っ」
一度目があったが、すぐに逸らされた。
一瞬目があった時、とても苦しくて辛くて
だけど、それだけで大好きが溢れてしまう。
私は、そう考えると恥ずかしくなってまた机に突っ伏した。
腕の隙間から、一番前の席にいる大好きな人...."龍斗"をちらっと見た。
龍斗は、何かを探しているのか机の中をゴソゴソと音を立てて漁っている。
その行動すら、私にとって愛おしく感じてしまう。
「....あ」
龍斗は、何かを持って教室を出て行ってしまった。
「....あー、もう好き」
私は、顔を腕の中に埋めて
彼に届かない二文字を、小さくつぶやいた。
そして、ゆっくり瞼を落とした。
私は、朝はやくに学校に行き机に突っ伏して寝る事が日課。
昨日も今日も明日も、この時間だけは私だけの時間だ。
だけど、今日だけは違った。
ガラガラっと乱暴開く扉に、私は驚きバッと起き上がると
大好きだけど、1番会いたくない人がいた。
「.....っ」
一度目があったが、すぐに逸らされた。
一瞬目があった時、とても苦しくて辛くて
だけど、それだけで大好きが溢れてしまう。
私は、そう考えると恥ずかしくなってまた机に突っ伏した。
腕の隙間から、一番前の席にいる大好きな人...."龍斗"をちらっと見た。
龍斗は、何かを探しているのか机の中をゴソゴソと音を立てて漁っている。
その行動すら、私にとって愛おしく感じてしまう。
「....あ」
龍斗は、何かを持って教室を出て行ってしまった。
「....あー、もう好き」
私は、顔を腕の中に埋めて
彼に届かない二文字を、小さくつぶやいた。
そして、ゆっくり瞼を落とした。