悠久を秘めた此の歌を、君達の為に私は唄う
「普通の人間には無いんでしょう?じゃあ、いらない」

フレイは6秒間も驚いた顔をしていたけれど、私の目を見て「そうだね」と優しく言った。

そうして私とフレイは私が目覚めた部屋に向かった。
体に沢山のコードをつけられ堅いベッドに寝かされた私は、機械のガチャッという音を最後に、全ての機能を一旦停止させた。

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