悠久を秘めた此の歌を、君達の為に私は唄う
「ねぇ、私を創った人」

そう話しかけると相手は笑い、【フレイ】で良いよ、と私に告げた。

「ねえ、ふれい」
「何だい?」
「私はフレイに創られたの?」
「そうだよ。僕がソフィアを創ったんだ」
「何故、私を創ったの?」

その問いに、フレイはほうっと一息ついて、告げる。

「君は、人型の兵器だ」

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