17歳の遺書
しばらく歩き、エレベーターにも乗り、
手術室の前の前くらいのところに着く。
『ちょっと確認してくるから、10分くらい待っててね。』
『はーい。』と返事をして、急に起き上がるゆう。
『美帆、こっちきて。』
私はゆうに近づき、ベットに少し、腰掛ける。ゆうの顔を見たら泣いちゃいそうで、どうしても泣きたくなかったから見ることができなかった。
隣にゆうがいて、それだけで幸せになる。あたたかくなる。