17歳の遺書
外泊許可。
優太side
.....パチ。目を開けるとまた白い天井が広がっている。
ー手が温かい。
ふとみて見ると美帆がねている。
ぐっと体を起こし...美帆。声をかけてみる。
頬に残る涙のあとをみて胸がぎゅっと締め付けられる。
声にならない悲しみと切なさで心がいっぱいになる。
ーーーごめん。美帆.....毎日泣かして悲しめてごめん。苦しめてごめん....
美帆が目を開ける。
『ゆうっっっ!良かったぁ~。』
美帆が俺をぎゅっと抱きしめる。
あったかい。すごく温かい。
やっぱり美帆のそばは1番安心する。
ー美帆の体が離れる……
さみしい。誰かが好きすぎて辛い。ってこういうことなんだと実感する。
中学生みたいだな。自分で思って恥ずかしくなる。
『先生呼んでくるから。』
うん、と返事をして体を倒した。
カツカツ……
ーーーーーーガラガラ.....
『おはよう。ゆうくん。やっと起きたね。ちょっとごめん。』
先生が俺の胸に聴診器を当てる。
『大丈夫だね。良かった。』
『ゆう、2日も寝てたんだよ。』
一瞬かなしそうになった美帆を見てまた悲しくなる。
『じゃあ、行くね。』
うん、ありがとう。と返事をして体を倒したまま先生を見送る。
『あ、そうだ、明日から学校行っても大丈夫だよ。最近安定してるし、ここ2日でよく体も休まっただろうから。』
振り返った先生が言う。
『本当ですか!?』
俺よりも驚いたように大きな目を開けて美帆が言う。
『うん。本当だよ。明日からだから今日はまだ安静にしててね。』
うん。ありがと。と返事をして美帆を見る。
『良かったね!!明日から一緒に学校行けるじゃん。すごく嬉しい。』
俺もすっごく嬉しい。と返す。
でも……
もしかしたらこれが最後になるかもしれないと思うと、なんだか複雑になって悲しくなった。
.....パチ。目を開けるとまた白い天井が広がっている。
ー手が温かい。
ふとみて見ると美帆がねている。
ぐっと体を起こし...美帆。声をかけてみる。
頬に残る涙のあとをみて胸がぎゅっと締め付けられる。
声にならない悲しみと切なさで心がいっぱいになる。
ーーーごめん。美帆.....毎日泣かして悲しめてごめん。苦しめてごめん....
美帆が目を開ける。
『ゆうっっっ!良かったぁ~。』
美帆が俺をぎゅっと抱きしめる。
あったかい。すごく温かい。
やっぱり美帆のそばは1番安心する。
ー美帆の体が離れる……
さみしい。誰かが好きすぎて辛い。ってこういうことなんだと実感する。
中学生みたいだな。自分で思って恥ずかしくなる。
『先生呼んでくるから。』
うん、と返事をして体を倒した。
カツカツ……
ーーーーーーガラガラ.....
『おはよう。ゆうくん。やっと起きたね。ちょっとごめん。』
先生が俺の胸に聴診器を当てる。
『大丈夫だね。良かった。』
『ゆう、2日も寝てたんだよ。』
一瞬かなしそうになった美帆を見てまた悲しくなる。
『じゃあ、行くね。』
うん、ありがとう。と返事をして体を倒したまま先生を見送る。
『あ、そうだ、明日から学校行っても大丈夫だよ。最近安定してるし、ここ2日でよく体も休まっただろうから。』
振り返った先生が言う。
『本当ですか!?』
俺よりも驚いたように大きな目を開けて美帆が言う。
『うん。本当だよ。明日からだから今日はまだ安静にしててね。』
うん。ありがと。と返事をして美帆を見る。
『良かったね!!明日から一緒に学校行けるじゃん。すごく嬉しい。』
俺もすっごく嬉しい。と返す。
でも……
もしかしたらこれが最後になるかもしれないと思うと、なんだか複雑になって悲しくなった。