17歳の遺書
あまりにも。
その日の朝も美帆は迎えに来てくれて、
一緒に学校に行く。
昨日の反省をふまえて、今日はバスだ。
電車ほどではなかったけれどたくさんの人でいっぱいで降りるのがすごく大変だった。
それから昨日よりも長い道を二人で並んで歩いて、これはこれでとても幸せだった。
学校について、しっかり授業を受けて、
今日はちゃんと許可もとってきたから、
みんなのリレーの練習も見ることができた。
長い髪を一つに束ねた美帆はとっても色っぽくて、
目があうたびに、俺の心臓は跳ね上がる。
美帆の次には南さんが走っていて、
美帆も十分速いほうだけど、南さんはとっても速かった。
『やっぱり南さんはやいなぁー。』
と呟いた独り言に、
『だよねー。ねぇ、そろそろ俺走るから見てろよ。』
とかえす人がいて。
振り返ったところにいたのは悠希だった。
一緒に学校に行く。
昨日の反省をふまえて、今日はバスだ。
電車ほどではなかったけれどたくさんの人でいっぱいで降りるのがすごく大変だった。
それから昨日よりも長い道を二人で並んで歩いて、これはこれでとても幸せだった。
学校について、しっかり授業を受けて、
今日はちゃんと許可もとってきたから、
みんなのリレーの練習も見ることができた。
長い髪を一つに束ねた美帆はとっても色っぽくて、
目があうたびに、俺の心臓は跳ね上がる。
美帆の次には南さんが走っていて、
美帆も十分速いほうだけど、南さんはとっても速かった。
『やっぱり南さんはやいなぁー。』
と呟いた独り言に、
『だよねー。ねぇ、そろそろ俺走るから見てろよ。』
とかえす人がいて。
振り返ったところにいたのは悠希だった。