あなたにだけ
「ではー、委員決めしまーす。みんなくじ引いてー。」
6限目のホームルームで先に決まった学級委員から差し出された箱からくじを引く。
開けてみると中に書かれていたのは
――――――――――――
生活委員
――――――――――――
せいかついいん………?
何するんだろう。
「じゃあ生活委員の人ー、手あげてー。」
「お?」
「え?」
隣で手をあげている大くんと目が会った。
「イルも生活委員?」
「うん。」
私はなぜか嬉しくて、つい顔が綻んでしまった。
私を見ている女子にも気づかずに………。
6限目のホームルームで先に決まった学級委員から差し出された箱からくじを引く。
開けてみると中に書かれていたのは
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生活委員
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せいかついいん………?
何するんだろう。
「じゃあ生活委員の人ー、手あげてー。」
「お?」
「え?」
隣で手をあげている大くんと目が会った。
「イルも生活委員?」
「うん。」
私はなぜか嬉しくて、つい顔が綻んでしまった。
私を見ている女子にも気づかずに………。