秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
『絶対にしない』と公言していた美優だったけど、そんな意味のない言葉は、俺には全く通用しなかった。
肩で息をしている美優が、呆れた顔で俺を見ている。
「…最低、しないって言ったのに〜」
「えっ?『もう我慢できなくなっちゃった』って言ったのどこの誰だっけ?」
ベッドの中でふたりで言い合うのも、幸せな光景だ。
「…そんなこと言ってない!」
真っ赤な顔をして、俺の背中をバンバン叩く。
「イテッ!」
「もう!明日は絶対にしないんだからね?」
「えっ、明日もシテ良いの?」
誘ってますか?美優さん。
「ちっ、違うってばっ!」
美優は更に顔を赤くして、プンスカ怒りながら背中を俺に向けた。
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