秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
「おいしい!このお肉」
「お前は本当に上手そうに食うよな」
あれから私達は5時間程スタジオに篭り、あーでもない、こーでもないと言いながら作品をしあげていき、無事にアルバム曲を完成させ、HOTELのレストランで遅目の夕飯をご馳走になってた。
「だって美味しいんだもん!」
「声掠れてんな!
そりゃ…あんな高いパートを何回も歌わされたら素人は一発で声が潰れますよ。
「うん。だから今日は早く寝たいです…」
「あぁ、もう少し待って…」
光城は時計をチラチラ見ながら時間を気にしている。
「何かあんの?」
私が光城に話しかけた瞬間、レストラン内が急に暗くなる。
「停電?」
周りのお客がざわつき、少し不安になっていると、暗闇から火の付いた数本のロウソクがこっちに向かってやってきた。
目を凝らすと、ケーキだと気付く。
「ハッピーバースデイトゥーユー♪ハッピーバースデイディア美優♪ハッピーバースデイトゥーユー♪」
目の前に置かれたケーキの向こう側で、光城が生唄でHAPPY BIRTHDAYの歌をアカペラで歌う。
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「お前は本当に上手そうに食うよな」
あれから私達は5時間程スタジオに篭り、あーでもない、こーでもないと言いながら作品をしあげていき、無事にアルバム曲を完成させ、HOTELのレストランで遅目の夕飯をご馳走になってた。
「だって美味しいんだもん!」
「声掠れてんな!
そりゃ…あんな高いパートを何回も歌わされたら素人は一発で声が潰れますよ。
「うん。だから今日は早く寝たいです…」
「あぁ、もう少し待って…」
光城は時計をチラチラ見ながら時間を気にしている。
「何かあんの?」
私が光城に話しかけた瞬間、レストラン内が急に暗くなる。
「停電?」
周りのお客がざわつき、少し不安になっていると、暗闇から火の付いた数本のロウソクがこっちに向かってやってきた。
目を凝らすと、ケーキだと気付く。
「ハッピーバースデイトゥーユー♪ハッピーバースデイディア美優♪ハッピーバースデイトゥーユー♪」
目の前に置かれたケーキの向こう側で、光城が生唄でHAPPY BIRTHDAYの歌をアカペラで歌う。
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