秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
「妊娠検査薬買ってきてあげるから明日学校で渡すよ」


「良いよ!自分で買うから」



軽く拒否ると美恵子は大きなため息をついた。



「美優、あんた自分の立場考えてみなさいよ!妊娠検査薬なんて買ってる所なんて誰かにみられたら、マスコミの滑降の餌食になるんだよ?」



周りに気遣いながら、テーブルに身を乗り出し、小さな声で言う。




「はい、ごめんなさい」



「とりあえず検査して、もししていたら光城に言わなきゃね!」



美恵子は一人で「うん、うん」と頷きながらアイスティーをストローで飲んだ。



優しい美恵子に感謝だよ。


でも、本当に妊娠してたら私、ママになるのかな…。


実感が湧かないまま私は何気なくお腹を優しく摩ってみた。



私の体、一体どうしちゃったんだろう…。










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