秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
光城が大きくて、重そうな玄関の扉を開けると私の家のリビングぐらいある玄関が出迎えてくれた。



「キャーッツ!可愛い!本物だぁ!」


いきなり、テンション高めのお姉さんが私を見て興奮してきた。



「こっ…この人は?」


視線をテンション高めのお姉さんに向けたまま光城に聞く。



「母親」



えぇぇぇぇ???

はっ…母親ぁ?

若すぎでしょ?



「あっ!光城君とお付き合いさせて貰っている美優です」



驚きながらも挨拶をきちんと済ませる。



「やだぁ!改まらないでよ!早く上がりなさい?疲れたでしょう」



「上がれよ」


光城に言われ靴を脱ぎ、揃えて上がった。




「今、お茶入れるから座っててね?」



「あっ…お構いなく…」


光城とソファーに腰掛け、小声で話す。



「ちょっと!超若いじゃん」



「あー、エステ効果だな。実際38歳だし」



さ…38歳?


私のお母さんと2歳違うだけなのに、何でこんなに綺麗なの?










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