秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
私より前を歩く光城に声をかけた。
「私の家知ってんの?」
「…知らね」
光城はそう言って急に立ち止まる。
「ビックリしたぁ!急に止まらないでよ…」
「わりぃ…分かれ道だったから」
「右だよ」
「あそ!」
光城はまた歩き出す。
「ねぇ…なんで隠してたの?」
「何を?」
「JEWELの事」
私は周りの目を気にして小声で聞く。
「隠してねぇよ。誰も気付かなかっただけだろ」
「…顔とか年齢隠してたじゃん」
「有意義な高校生活を送るため!メジャーデビューすることになって正体バラすけどそれは事務所の方針なんだよ。テレビ出演とかは卒業するまで多分無い」
淡々と語る光城が何故か馬鹿みたいにかっこよく見えてしまった。
「ここで良いよ」
「あぁ……お前さぁ、正司の事本当はどう思ってんの?」
光城はそう言うと塀に寄り掛かった。
「正司…?何回も振ってるのにファンでいてくれるから良い奴だと思ってるよ?」
「馬鹿だな…あいつ本気だよ?」
.
「私の家知ってんの?」
「…知らね」
光城はそう言って急に立ち止まる。
「ビックリしたぁ!急に止まらないでよ…」
「わりぃ…分かれ道だったから」
「右だよ」
「あそ!」
光城はまた歩き出す。
「ねぇ…なんで隠してたの?」
「何を?」
「JEWELの事」
私は周りの目を気にして小声で聞く。
「隠してねぇよ。誰も気付かなかっただけだろ」
「…顔とか年齢隠してたじゃん」
「有意義な高校生活を送るため!メジャーデビューすることになって正体バラすけどそれは事務所の方針なんだよ。テレビ出演とかは卒業するまで多分無い」
淡々と語る光城が何故か馬鹿みたいにかっこよく見えてしまった。
「ここで良いよ」
「あぁ……お前さぁ、正司の事本当はどう思ってんの?」
光城はそう言うと塀に寄り掛かった。
「正司…?何回も振ってるのにファンでいてくれるから良い奴だと思ってるよ?」
「馬鹿だな…あいつ本気だよ?」
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