秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
本気なのか、嘘なのか良くわかんないけれど光城の言葉に気を良くした私は、光城に会えなかった日々を取り戻す様に、沢山おしゃべりをした。










「新学期からは学校行くから」



「良く進級出来たね!」


私なんて出席日数ギリギリなのに…。



「俺、今まで真面目に学校通ってたからな。二週間ぐらい休んでもなんとも無いよ」



「へぇ…授業なんて寝てるのに…」



「うざっ!」



「あはははっ…また同じクラスになると良いね…」



1年、2年と同じクラスだったからさすがに3年までは期待薄いけど…。



「あぁ…だな…」



ん?なんだか冷たい?



「冷たいね…」



「…いや、お前にしては素直だったから焦った」



照れた光城の顔が脳裏を掠めた。



「可愛い!」


「あーもー!切るぞ?」



…切らないくせに…。



「ゴメン、ゴメン!私もたまには素直になるんだよ」


「あっそ!あっ、来月の下旬にアルバム発売だな」



話し変えられちゃった…。
……可愛い…。





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