秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択！？〜

「…あっ、はい。分かりました。じゃあ駐車場に行きます」


「マネージャー？」


「あぁ、マネが下まで迎えに来たみたい。また連絡するよ」



そう言って私の額にキスをすると、ジャケットを着て携帯をポケットに入れてバレンシアガのバッグを手に取り部屋から出て行った。


マネージャーさん、私達が密会してる事知ってるのに何で阻止しないんだろ？

社長さんに知られちゃうんじゃ？




不安を抱えながらも空腹に耐えられず、レストランのバイキングに足を運ぶ事にした。














「おはようございます！」


今日もLIMEの雑誌の撮影。昨日のリベンジに燃える私。



永井さんの煽りに答えながら、昨日の成果をカメラにぶつける。




「良いねぇ！吸い込まれそうだよ」




フッ！！ほらね。

私だってヤル時はヤルのさ。




撮影が順調に進んだお陰で予定していた時刻よりも早く終わった。



「お疲れ様でしたぁ！」


「また来週だね！お疲れ様」





休憩室で携帯を開くと光城から着信が１件来ていた。


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