秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択！？〜

「ははーん、さては美優ちゃんだろ？」


春がいやらしい目付きで俺を見てきた。


「…ちげぇよ！」



違くはないけど、あいつ食べるの面倒臭がるから欲しい物、全部食わしてやりたくなるんだよな。


甘やかし過ぎ！？


でも倒れられるよりマシだよな…。









マネージャーに美優を迎えに行ってもらい、指定のお店に連れて来て貰う事にして先に皆で寿司屋に向かった。





「もうすぐマネが迎えに行くから地下の駐車場に下りといて？」


タクシーで移動中、美優に電話で伝える。


「えっ？JEWELのマネージャーさんが？気まずいよ…一人で行くから場所教えて？」



「馬鹿！一人で外出せれるか。黙って言う通りにしろ」



動揺している美優に遠回しに心配だからと言って電話を切る。



隣に座っている空に「過保護」と言われ少し反省するも、何かあってから後悔したくないから、これで良いんだと言い聞かせ窓の外を見た。



まだ６時半なのに真っ暗だ。





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