秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
「美優ちゃん!おはよぉ」

後を振り返ると関君と宮島君が立っていた。


「…おはよ…二人共…見学?」


二人を指差すと光城が私の頭を叩いた。


「イタァイ!せっかくセットしたのにぃ」


私は涙目になりながら光城を見る。



「馬鹿か!こいつらもJEWELなんだよ」


光城の言葉を聞いて関君と宮島君を見た。


「ゴメン!…ってかウチの学校にJEWELのメンバー勢揃いなんて…私倒れそう…」



本気で目眩がしてきたよ。私、ハーレム状態だったんだ…。


だけどこのCDが発売される頃には皆手の届かない存在になっちゃうんだね…。

…なんか寂しい…。








「ではリハーサル行きます」


「お願いします」






私は失恋した女の子の役。浜辺を泣きながら歩いていると海の家でライブをしているJEWELを見つける。




って感じなんだけど私演技した事無いんだけど…。


絶対泣けないよ…。
どうしよう………。







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