秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
皆の気持ちを沢山聞いて私は光城のいる部屋に戻った。
「…あれ?起きてたの?」
ベッドの上で裸の光城が体を上半身だけ起こしていた。
「今さっき…起きた瞬間隣にお前がいないから焦った…」
寝起きのせいか、ボーッとしている光城の隣にそうっと腰掛ける。
「あはっ…。馬鹿だなぁ!早く目が覚めちゃったからウロウロしてただけだよ」
また、嘘付いちゃった…。
私の嘘ってすぐ見破られちゃう。
「フーン…あんまり勝手にどっか行くなよな」
俯き加減で言う光城を覗き込み不意打ちにキスをする。
「…お前から何て珍しい」
少し照れた様子の光城は、手の甲で口元を隠しながらそう言った。
「たまにわねぇ…」
光城を愛しく思い体が勝手に動く。
「…そんなにすると止まらなくなるんだけど…」
そう言われて、またキスをしようとしていた私は寸止めで頭が止まる。
その頭をガシっと捕まれ光城が私の唇を奪う。
「んっ〜〜〜〜〜!!!」
シャツの袖から光城の手が侵入して、肌に触れる。
マジで今からするの?
朝っぱらから…。
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