秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
笑顔で握手に応えるとウエイトレスは顔を赤らめて、去って行った。
またもや厨房から歓喜の声が聞こえ、被っていた帽子を深く被り直した。
「あなたも今や売れっ子ね?」
「いや…全然!」
私は恥ずかしくなり、ガムシロを入れたアイスレモンティーをストローでグリグリ回した。
「ドラマにも出てたわよね。まだまだだけど、初出演にしては、かなり良かったわ」
「…はぁ」
私、あの社長に褒められているんだよね?
なんか怖い…。
明日雪でも降るんじゃあ…。
そんな事を考えながら、頬杖を付いて溜息を漏らす社長を見ていると、また胸が痛む。
「…JEWELが辞めたら、事務所はどうなるんですか?」
「まぁ、少なからず、何人かは路頭に迷うでしょうね」
「…そう…ですか…」
.
またもや厨房から歓喜の声が聞こえ、被っていた帽子を深く被り直した。
「あなたも今や売れっ子ね?」
「いや…全然!」
私は恥ずかしくなり、ガムシロを入れたアイスレモンティーをストローでグリグリ回した。
「ドラマにも出てたわよね。まだまだだけど、初出演にしては、かなり良かったわ」
「…はぁ」
私、あの社長に褒められているんだよね?
なんか怖い…。
明日雪でも降るんじゃあ…。
そんな事を考えながら、頬杖を付いて溜息を漏らす社長を見ていると、また胸が痛む。
「…JEWELが辞めたら、事務所はどうなるんですか?」
「まぁ、少なからず、何人かは路頭に迷うでしょうね」
「…そう…ですか…」
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