秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
今日は空の家に遊びに来た。
「美優ちゃん、撮影?」
「あぁ、名古屋のスタジオで撮影あるからって放課後スタジオまで送ってきた」
「健気だねぇ…」
ニヤニヤする空を無視して何やら気になる箱を見つける。
「これなに?」
俺の指差す方向に視線を向けると、焦った様にそれを隠す。
「これは…あれだよ!今まで付き合った歴代の元カノの写真達!」
今思い立った様に言う空を不審に思い、後ろに隠した箱をジッと見る。
「…お前、そんな趣味じゃねぇだろ?」
5股かけてんの知ってんだよ。
「…アハハッ…」
笑ってごまかそうとする空を隙を見て箱を取り上げる。
「あっ!卑怯者!」
「何とでも言え」
膨れっ面の空を尻目に奪った箱の蓋を開けた。
「えっ…」
そこには譜面が何枚も入っていた。
全て手書きで…。
「…これ、お前が?」
譜面を一枚だけ出して空に見せる。
「まぁね…次回作にはまだ早いかもしんないけど、俺も曲書いてみたんだ。もう必要なくなったけどね」
ヘラヘラ笑う空は俺から譜面を取り上げて箱に閉まった。
.
「美優ちゃん、撮影?」
「あぁ、名古屋のスタジオで撮影あるからって放課後スタジオまで送ってきた」
「健気だねぇ…」
ニヤニヤする空を無視して何やら気になる箱を見つける。
「これなに?」
俺の指差す方向に視線を向けると、焦った様にそれを隠す。
「これは…あれだよ!今まで付き合った歴代の元カノの写真達!」
今思い立った様に言う空を不審に思い、後ろに隠した箱をジッと見る。
「…お前、そんな趣味じゃねぇだろ?」
5股かけてんの知ってんだよ。
「…アハハッ…」
笑ってごまかそうとする空を隙を見て箱を取り上げる。
「あっ!卑怯者!」
「何とでも言え」
膨れっ面の空を尻目に奪った箱の蓋を開けた。
「えっ…」
そこには譜面が何枚も入っていた。
全て手書きで…。
「…これ、お前が?」
譜面を一枚だけ出して空に見せる。
「まぁね…次回作にはまだ早いかもしんないけど、俺も曲書いてみたんだ。もう必要なくなったけどね」
ヘラヘラ笑う空は俺から譜面を取り上げて箱に閉まった。
.