秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
「美優、好きだよ?」
子犬のような、寂しい表情を私に向ける。
「私は、好きじゃない」
本当は大好き!
多分、光城が私を想ってるよりズット…。
「ズット…一緒にいたい」
「無理だよ」
私もズット一緒に居たい…。
片時も光城の側から離れたくない。
「美優……」
「もう!しつこいって!社長から聞いたけど、JEWEL辞めるんだって?ファンを何だと思ってんのよ!男だったら最後まで責任持ちなさいよ!!!」
息継ぎをせず、一気に怒鳴り付ける様に言った。
そして、
「分かったよ」
ようやく光城が別れる事に賛成してくれたんだ…。
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