秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
「大丈夫だよ…」

光城の行動にドキドキしていると宮島君が笑いながら言う。


「ホント光城は美優ちゃんの事好きだよなぁ〜」


宮島君の言葉に一瞬店の中が静まり返る。



今…私の事好きって言ったよね!?



私は隣にいる光城を見た。

光城はテーブルに片方の肘を付いて頭を抱えていた。

「お待たせぇ!」

電話を終えた春君が呑気に座敷に上がって気まずい雰囲気になった空気に気づく。


「俺…やばかった?」

宮島君は関君に聞いた。

「今のはヤバイな!」


重くなる空気。


「私…ちょっと外の空気吸って来ようかなぁ…」


立ち上がろうとする私の腕を光城が掴んだ。


「………」


光城は宮島君達を無言で睨み付ける。


「俺達先にホテル戻ってるわ…」


宮島君が関君と春君に目で合図をする。


「えっ?来たばっかじゃ…」


引き止め様とすると光城が私の掴んでいる力を強めた。



…私はどうすれば良いのぉ???











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