秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択！？〜

小林さんに電話を掛けてタクシーで寮まで送ってもらい、家に帰った。



すぐに掃除を済ませ、軽く酒のツマミを作り終えるとインターフォンが鳴った。


TVモニターで確認すると、あゆみがコンビニで買ったであろうレジ袋を顔の横にあてていた。



「今開けるよ〜！」


「あいよ！」


きっとあの袋の中身はお酒だろうな…。


普通にコンビニで買ったりして大丈夫なのかよ。



テーブルを台拭きで拭いて料理を並べたら再びチャイムが鳴った。



「はぁい！」


バタバタと足音を立て、ドアを開ける。


「うわっ！誰かと思った…」


「私だよ！」


私の変貌振りに絶句しているあゆみを部屋の中に通して、リビングに誘導した。



「あっ！料理があるぅ♪感動！」



テーブルの上に並んだ料理を見て嬉しそうなあゆみを見て笑顔が零れる。



「ツマミ系だけど……」


照れ臭そうに言う私に、あゆみがコンビニの袋を渡してくれた。




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