秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
人って不思議だな…。


直ぐに酔う人でも他の人が無茶してると冷静になって悪酔いしないんだね…。


…でもさすがにヤバイ…。


「美優〜〜!」



「はぁい♪あゆみチュワーン!」



「美優が壊れたぁ〜!でも可愛い♪今日は朝までコースで楽しもう〜」



「お〜!」



と、まぁ途中から記憶が無くなった私は誰かに起こされるまでスヤスヤと寝てしまったのだった。










ドンドン!



「…んっ…」


割れそうな程痛む頭を抱えながら体を起こした。



ドンドン!


誰かが玄関のドアを叩いてる。



昨日のドンチャン騒ぎで散らかったリビングから抜け出し、ドアを開けた。




「昨日!煩くて全然寝れなかったんだけどっ」



ドアを開けた瞬間に知らない女の人に怒鳴られ、頭に響き耳を塞いだ。



「…すいません」



「うわっ!酒臭っ」



知らない女の人が鼻を摘み、怪訝な顔で私を見る。





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