秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
此処は…どこ…?
周りを見渡すと、机が間隔を置いてきちんと並んでいる。
黒板もあって…教壇もある。
『分かった…学校…』
だけど今通っている学校の教室ではない。
教室から出ようとすると、さっきまで誰もいなかったはずの教室から、愛しい人の声が聞こえた。
『美優!』
振り返り、逢いたくて逢いたくて堪らなかった愛しい人の名前を呼ぶ。
『…光城ぃ…』
「…優!」
「美優!!」
「…………んっ」
ゆっくり目を開けると、真っ白い天井が見えた。
…夢だったの?
左手に暖かいぬくもりを感じ顔を左に動かすと、信じられない光景が目に入ってきた。
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