秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
「あっ!メイク落として寝るの忘れてたぁ!」


私は慌てて洗面所でメイクを落とした。


ホテルの基礎化粧品でお肌を整えて洗面所から戻ると何故か春君が部屋の中にいた。



「…あれ?美優ちゃん…?」


「…あっ」

私は反射的に後退りをする。


「誤解すんなよ!手出してねぇから」


「マジ!?…ってかお前良く我慢出来たな」


「俺はそこまで盛ってねぇよ」



「あの…朝から過激なんですけど…」


私は二人の会話にドキドキしながら口を挟んだ。


「あっ…わりぃ」

光城が私に謝る。


「ゴメンね!美優ちゃん処女っぽいもんね」


えっ?処女じゃないんだけど…。


「だよな!見かけは経験ありそうだけど性格大人しいから無理だろ。大食いだし」


…無理って…。

しかも大食い関係無いし…。なんかムカつく。



「私先に名古屋に帰ってるから」



私は荷物を持って部屋を出た。



すぐに光城が追いかけて来る。



「何キレてんだよ!?」


私の手を掴み光城の方を向かされた。





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