秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
キレてる訳じゃないんだけど…。


「私光城が思ってるような女じゃないもん…」


光城は首を傾げている。


「どういう意味?」


「…だから…その…処女じゃない…」


私は恥ずかしくて小さな声で言った。


「へぇ…そうなんだ。軽くショックかも」



ショックなの?
処女が良いの?



「…でしょ?だから地味な子を好きになった方が良いよ!うん、そうしなよ」


私は少しだけ寂しくなりながら繋がれていない手で光城の肩を叩いた。



「…でも美優を好きな気持ちは変わらないけど」


そう言って肩を叩いていた手も握られて壁に押し付けられた。


「嘘だよ…そんなの…すぐ冷めるよ」


突然のシュチュエーションに動揺しながらも平静を装い抵抗したけれど光城の体はビクともしなかった。


「元カレと一緒にすんなよ…」



…そっか、光城は私が失恋した時傍にいて慰めてくれたから別れた理由知ってるんだっけ?



「…してないよ」



光城の顔が近すぎて思考停止しそう…。



「じゃあ昨日の質問に答えろよ」



昨日?うろ覚えなんだけど…。






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