秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
「おはよ!」

私はこれでもかってぐらいに爽やかな笑顔で登校した。



「…美優キモい…」


椅子に座っている美恵子が私の声と笑顔に違和感を感じて言う。



「ウザイ…ってか聞いて!私今度JEWELのPVに出演する事になったよ!」



私は美恵子に駆け寄り昨日の事を話した。




「それって凄い事じゃん!本人に会えるんじゃない?」



「うん!一緒に仕事が出来るって思うと超興奮するぅ!!!!」



「頑張ってよ!発売したらCD買うから」



美恵子は親友でもあり、私のファン第一号なんだ!


「ありがと!あっ美恵子今日誕生日でしょ?来月発売する私がプロデュースした香水が出来たからプレゼント」


私はラッピングした紙袋を渡した。



「ありがとう!…美優って香水付ける子だったっけ?」


紙袋を開けながら美恵子は私に聞いてくる。



…痛い所ついて来る。



「付けない…むしろ嫌い…。だけど香水苦手な子でも付けられるってのがコンセプトらしい…」





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