秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
人気のない屋上に場所を移して正司と久しぶりに話しをする。


「そういえばどうやって光城と付き合ったん?」


「えっ…脅迫だよ殆ど…」

「はっ?」


「付き合わないなら一生口聞かないとか言われちゃった…」



一瞬呆気な顔をした正司はすぐに目尻をクシャッとさせた。



「超あいつらしいし!…そんで恋愛感情が無かったはずなのにいきなり好きになっちゃって戸惑ってるんだ?」



「うん…そう…って…えぇ???何で分かったの???」



私まだ何にも言って無いんですけど!!!!



「俺をナメて貰っちゃ困るよ!女心を知り尽くしてるんだから」



イヤイヤ…知り尽くしてる割にはちょっと前まで私の周りにウロチョロしてたくせに!




「そっかぁ…それなら話は早い…。光城を意識しちゃったらまともに顔見れなくなったと言うか…」



「あぁ今まで美優ちゃんにとっては普通に友達だったもんなぁ…」



「そうなんだよ!だからどう接したら良いかわかんないんだぁ」



「でも付き合ってるんだから光城の事好きってのは当たり前なんじゃん?光城に気持ち伝えたら、あいつがどうにかしてくれるっしょ!」
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