秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
「春くん?顔色悪くない?」


教室にやってきた春が美恵子に話し掛けられていた。

「ちょっと待ってて」


春は美恵子の頭を撫でると俺に寄って来た。


「あのさ…正司と美優ちゃんがさっき廊下で二人で話してるの見かけたんだけど…」


「話しぐらいするんじゃね?」



「いや…そのまま二人で屋上に行ったぞ?」



はっ?マジ?ありえねぇ…。


「ちょっと…行ってくるわ」



「お前…変な気起こすなよ?」



「あぁ」



春に心配を受けながら俺は屋上に向かった。



「あいつ…大丈夫かな?」

「何かあったの?」


美恵子が春に駆け寄る。


「ちょっとな!」


爽やかな笑顔で美恵子を見た。






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