秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択！？〜

やっぱり脅迫まがいに無理矢理付き合わせたのが悪かったのか？


ってか何で正司と二人きりなんだよ！


……ホントは好きだったとか？


振ってたのは愛情の裏返し???



あーｯｯもう!!!!意味分かんんねぇよ!!



俺は階段を上りながら最悪な事ばかり考えていた。








屋上に入るドアを開けると美優と正司が楽しそうに会話しているのが目に入った。




やっぱり…そういう事かよ…。



俺の気配を感じたのか二人が振り返りこっちを見る。


「光城!!」


俺の顔を見るなり焦った様に呼ぶ美優。



何動揺してんだよ…ムカつく。


俺は隣にいる正司を睨み倒した。



「美優ちゃん頑張ってよ！」



正司は意味ありげな笑顔で美優の肩を叩く。




……触んじゃねぇよ…。





「こっ…ここで？言うの？」



「うん。ちゃんと気持ち伝えてスッキリしなよ！」




「えぇ？怖いよぉ〜!!!」




美優が俺に言いたい事があるのか？
別れ話！？



「何だよ！早く言えよ…」


「うっ……ん」


美優は渋々立ち上がり、俺の前に立つ。










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