秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
光城のキスのせいで授業の事は頭の片隅に追いやられてしまった。



「…んっ…」


「声ヤバイ…」


光城は私から唇を離して言うとまた唇を重ねる。



まだ…するの?
もう溶けちゃいそうなんですけど…。


そうっと目を開けると光城の長い睫毛が見えた。



私より長い…。良いなぁ…。まつ毛のエクステ付けようかな………ん?しっ…舌が入ってキタァ!!!!

ゆっ…油断大敵…。



「んっ…こう…きぃ…ッッ」

私は光城の胸を叩いた。


「ハァ…。何?」


「立ってらんないよ…」


私は袖で口を拭くと光城は私を抱き抱えてベンチに下ろした。



「…わりぃ…」

私に謝りながら光城も隣に座る。




謝られちゃった…。こうゆう時は何て返せば良いんだろ……。



「あっ!そういえば来週CD発売するね」


「はっ?…そうだな!家にCDあるよ?」


「本当?良いなぁ!あの歌超良いよね!いかにも夏って感じ。誰が作ったの?」


「春だよ!」



「春君かぁ!光城は曲作んないの?」


ピアノあんなに上手に弾けるのに……。








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