秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
「へぇ…光城も作れば良いのに…」



「春には負けるよ。あいつはマジすげぇ!一応リーダーだし」



光城はいきなり目を輝かせながら私に言い出した。


「春君がリーダーかぁ!っぽいかも。頼りになるし、しっかりしてるし……誰かさんと違って!」



「…美優ウザイ…」



「アハハッ!半分冗談」


私は豪快に笑い飛ばす。


「…お前は仕事上手くいってんの?」



少し心配そうな顔をして私を見る。




「まぁ…初めてきつく駄目だしされたから落ちたけど乗り越えなきゃならない壁だから何とかなると思う」


「モデルも大変なんだな!」



「お金貰ってますから!」

私は手の平を上に向けて親指と人差し指の先端をくっつけた。



「…いやらしい」



「本当の事じゃん!」


そう言って私は腕時計を見る。



「何時間気にしてんだよ?」



光城は私の時計を手で隠して不意打ちにキスをした。



まっ…またぁ?


私いつか酸欠で死ぬかも…。









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