秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
この二人は1年の時から仲が良いので私が困っていると光城が何気にいつも助けてくれている。
正司は私の机の上から下りると肩をガックリと落として教室から出て行った。
「…お前も嫌ならハッキリ断れよ!」
光城はため息交じりにそう言うと私の肩をポンと叩き後にいる三人の元に戻って行く。
断ってますけど…。
ファンだって言ってくれてんのにキツイ事言えないよ。
スクールバックから教科書やらを机の中に仕舞っていると美恵子が私の前の席に横向きに座り顔だけをこっちに向けた。
「…ねぇ、誕生日だからもう一つ欲しいのがあるんだけど…」
美恵子は私に耳打ちした。
「…何?急に…」
何だか恐ろしそう……。
「井戸君のメルアドが欲しいの」
極上に甘えた声で言う。
「マジですか?」
「マジですよ」
美恵子は顎で私に『行け』と合図する。
「無理だよ!話した事無いんだよ?」
「大丈夫だって!あんたLIMEで小悪魔担当でしょ?上目使いで聞けばイチコロだよ」
小悪魔担当だけど…実際そんな要素これっぽっちも無いんだけど…。
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正司は私の机の上から下りると肩をガックリと落として教室から出て行った。
「…お前も嫌ならハッキリ断れよ!」
光城はため息交じりにそう言うと私の肩をポンと叩き後にいる三人の元に戻って行く。
断ってますけど…。
ファンだって言ってくれてんのにキツイ事言えないよ。
スクールバックから教科書やらを机の中に仕舞っていると美恵子が私の前の席に横向きに座り顔だけをこっちに向けた。
「…ねぇ、誕生日だからもう一つ欲しいのがあるんだけど…」
美恵子は私に耳打ちした。
「…何?急に…」
何だか恐ろしそう……。
「井戸君のメルアドが欲しいの」
極上に甘えた声で言う。
「マジですか?」
「マジですよ」
美恵子は顎で私に『行け』と合図する。
「無理だよ!話した事無いんだよ?」
「大丈夫だって!あんたLIMEで小悪魔担当でしょ?上目使いで聞けばイチコロだよ」
小悪魔担当だけど…実際そんな要素これっぽっちも無いんだけど…。
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