秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
「会った時から気になってたんだけど…なんか気になる事でもあんの?」


「えっ…?実は―…」



美優は親父さんが亡くなってからお母さんが初めて一人で過ごす事を教えてくれた。




「何で言わなかったんだよ?」



「だって…光城と過ごしたかったし…」



うっ…可愛い事言うじゃん。



「しょうがないなぁ!夕方オードブルでも買って美優の家に行くか」


俺の一言にビックリして顔を上げる。


「いっ…良いの?」



「あぁ!挨拶もまだだったし、良い機会だろ」



「光城、大好き!」

フォークを片手に笑顔を俺に振り向けた。



「ハズイ事言ってんじゃねぇよ!」


手でシッシッっとやると今度は膨れっ面になった。



コロコロ表情を変える美優に、思わず微笑んだ。












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