秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
イルミネーションを見てからデパートでオードブルを買って美優の家に来た。




「ただいま〜」


「おじゃまします…」


弱冠緊張なんだけど…。


「あらっ!初めまして」


美優と俺の声に気付いたお母さんが玄関に出迎えてきた。


「この人が今付き合ってる光城だよ」



「まぁ!イケメンじゃない………ってもしかしてJUICEだかJUKEBOXみたいな……」



全部違うんですけど…!



「JEWELだよ!私がPV出たロックバンド」


美優が尽かさず親に突っ込む。



「あっ!ごめんなさいねっ。横文字に宇徳って…という事はあなたがHIKARU君?」



「はっ…はい」



「私PV見てHIKARU君のファンになっちゃったのよ!後で色紙買って来るからサイン頂戴」



なっ…なんか明るい人で良かった…。



「サイン…書いた事無いんですけど…」



「そんなの適当で良いわよ!さぁ上がって!」



気迫に押されながらリビングに入る。



美優は自分の母親に少し引いてるみたいだ。










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