秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
「せっかくのX'masイヴなのに彼女の親と一緒に過ごすなんて嫌じゃ無かった?ごめんなさいね?」



「いえ!何処も混んでいて行く所無かったんで良かったです」



本当はホテル予約してたんだけど…。



「あっ!このシャンパン開けて良い?」


美優が冷蔵庫からシャンパンを持ち出す。


「良いわよ!」


母親に了解を得てから慣れた手つきでシャンパンを開けてグラスに注ぐ。



「光城も飲む?」


「あぁ、ってか美優酒弱いんじゃ?…」


「一杯ぐらいなら余裕でしょ!」



まぁ家だから良いか…。今夜は何にも出来そうも無いし。









楽しい団欒が終わり酔いが冷めた所で帰宅しようとすると、美優に止められる。


「行っちゃ嫌!」


えぇ!?やっぱり酔いやがった!
しかも親の前で!気まずいじゃねぇかよっ!


俺が困惑しているとお母さんに「もう遅いから泊まって行きなさい」と言われた。



まっいっか!明日もどうせ遊ぶ約束してたんだし…。

俺はうたた寝をする美優を抱っこしてベッドに寝かせた。









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