こっち向いて・・・?
沈黙の中、黒い空気を先に壊したのは、心のほうだった。
「なぁ・・・」
「・・ん・・・・?」
「もう、熱ないのか・・・?」
「あ。うん。もう大丈夫・・・!」
「まぁ、一応寝とけ!」
そう言うと心は、夜美の頭を撫でた。
・・・わ!優しい手・・・・――――。
はぁ、この手が私のものにはならないのかな・・・・?
なんか悔しい・・・。
この手は、私ではなく・・・・・違う子の物。
「なぁ・・・」
「・・ん・・・・?」
「もう、熱ないのか・・・?」
「あ。うん。もう大丈夫・・・!」
「まぁ、一応寝とけ!」
そう言うと心は、夜美の頭を撫でた。
・・・わ!優しい手・・・・――――。
はぁ、この手が私のものにはならないのかな・・・・?
なんか悔しい・・・。
この手は、私ではなく・・・・・違う子の物。