こっち向いて・・・?
「おいおいおい・・・!」

入ってきたのは、心だった。

クラス全員が笑みを見せた。

『おいよぉ!心かよぉ!』

「俺だったらダメ!?」

『いいけどよぉ!!』

「じゃぁ、先生ならどうだ?」

背の高い心の後に心より10cmくらい小さくて、ハゲ頭にスーツという

どこかのキャバクラにいてもおかしくないおじさんが入ってきた。


それが先生だ。

先生の名前は、黒田 友吉。

だから、‘パゲ黒友’と言われている

まぁ、そんなのどーでもいい。

パゲ黒友は、心の背中をボンと押した、

「おい、結城!早く着席しろっ!」

「うるせーなぁ!わーってるよ!パゲ黒友!!!」

「おい、途内は?」

「・・・!」

私は、ふいに隣の席の心を見てしまった。

その瞬間心と目が合った

「・・・・。」

「心!百合は?」
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