*I×You*
い、い、いつのまに…。



落ち着け私!大丈夫!静かに戻るのよ。



自分に言い聞かせながら、ぎこちなく動く。



やっとの思いで、寝ている人の横を通りすぎようとしたとき…



「…ちょっと待てよ‥そこのメガネ。」



メガネ…って私!?



「いや…“ツグム”って言った方がいい?」



アイツは怪しく笑った。



バレた…!?



これが私とアイツの“最悪”の出会い。



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