*I×You*
「な、なにを言ってるかワカラナイナー。」



うまく笑えてるかな?ひきつってる感覚があるけど…。



「なら…メガネ外して顔洗ってよ。その化粧の仕方キモい。」



アイツは、汚いモノを見る目で私を見た。



わざとです!!



こうゆう時は…逃げるに限る!!!



「メガネも化粧もとらないわ!それじゃっ!!」



急いで屋上から出ようとドアに手をかけた時…



グィッ



「誰が出ていけって言った?」



壁とアイツに挟まれた。



意外に近くて、ドキッとした自分を必死に押さえている。



「フ…冗談だよ。」



え……どうゆうこと…?



私の頭では処理仕切れていない。



「ツグムなわけないよね…俺の勘違いだったわ。」



アイツがそっと離れた。



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