あなたの翼に私はなります
1 苦。
~なつきside~
「はぁ?てめぇまた金ねーのかよっ」
ドンッ
「ウッ!っ…ごめっ…なさ、ぃ」
「そのセリフききあきたしぃーw」
「あははっwまみうけんだけどw」
「ほーんと、謝る前にもってこいっつーの」
「明日ぜってぇ持ってこいよ?持ってこなかったらどうなるかわかってるよな?」
「はい。。」
あたしは高校1年生の羽山なつき。
なぜかある日を境にいじめられるようになってしまった…ほんとはこんなはずじゃなかったんだ。。。なのにどうして?
なんであたしだけ…
もぅ…死んじゃおうかな?───────
あたしは母親も父親もいない。赴任先の事故に巻き込まれて2人同時に他界した。今はおばあちゃんがとってもよくしてくれてる。だからいじめられてるなんて言えない。。。
「もぅ無理だよ。。あたし、そこまで強くない…もぅ疲れた。もぅいいよね?待っててねお母さんお父さんすぐそっちにいくから‥」
幸い屋上に鍵はかかってなかった。
あたしの高校生活短いな笑
ガチャッ
あたしの高校は屋上からの眺めが本当に最高なんだっ!今日も夕日がすごく綺麗。。
少しずつフェンスに近づいて行く。
フェンスまで来てあたしは色々な事を思い出した。。
強い風が吹く。
体が傾く グラッ
「ヒッ...!」
怖いよ..落ちたら痛いのかな?
もーいいか。今までの痛みに比べたら。
さよなら。こんな世界あたしから去ってやる。
~りんside~
俺は一人になりたくて屋上に行く階段をのぼっていた。
「あーイライラすんなぁ...」
ギィッ
屋上に入った途端一人の女が目に入った。
夕日に照らされるその女の顔はとても綺麗だった。。
「....っ........おい!!!なにやってんだよ!」
女はなんともいえない表情でこっちをふりかえった。その表情には、驚きと恐怖、怯え、絶望がいりまじっていた。
「はぁ?てめぇまた金ねーのかよっ」
ドンッ
「ウッ!っ…ごめっ…なさ、ぃ」
「そのセリフききあきたしぃーw」
「あははっwまみうけんだけどw」
「ほーんと、謝る前にもってこいっつーの」
「明日ぜってぇ持ってこいよ?持ってこなかったらどうなるかわかってるよな?」
「はい。。」
あたしは高校1年生の羽山なつき。
なぜかある日を境にいじめられるようになってしまった…ほんとはこんなはずじゃなかったんだ。。。なのにどうして?
なんであたしだけ…
もぅ…死んじゃおうかな?───────
あたしは母親も父親もいない。赴任先の事故に巻き込まれて2人同時に他界した。今はおばあちゃんがとってもよくしてくれてる。だからいじめられてるなんて言えない。。。
「もぅ無理だよ。。あたし、そこまで強くない…もぅ疲れた。もぅいいよね?待っててねお母さんお父さんすぐそっちにいくから‥」
幸い屋上に鍵はかかってなかった。
あたしの高校生活短いな笑
ガチャッ
あたしの高校は屋上からの眺めが本当に最高なんだっ!今日も夕日がすごく綺麗。。
少しずつフェンスに近づいて行く。
フェンスまで来てあたしは色々な事を思い出した。。
強い風が吹く。
体が傾く グラッ
「ヒッ...!」
怖いよ..落ちたら痛いのかな?
もーいいか。今までの痛みに比べたら。
さよなら。こんな世界あたしから去ってやる。
~りんside~
俺は一人になりたくて屋上に行く階段をのぼっていた。
「あーイライラすんなぁ...」
ギィッ
屋上に入った途端一人の女が目に入った。
夕日に照らされるその女の顔はとても綺麗だった。。
「....っ........おい!!!なにやってんだよ!」
女はなんともいえない表情でこっちをふりかえった。その表情には、驚きと恐怖、怯え、絶望がいりまじっていた。