【短】キャラメル
「なんかあったら、メールすんだぞ?」

きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

「うううう、うんっっ!!!!」

「あはは、何だそれ。うううう、うんって。どっちだよ。」

「わっ、分かったって事ー!!」

きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

嬉しい!!!

「なぁ」

「ぁえっ!?」

「ぁえって・・・笑」

「ぅう゛・・」

いーじゃん!!!

慎、サイテーだよぉ´L`;;

「あー。もー。」

えっ!?

怒らせた!?

「あっ、し、慎??そ、その・・・ごめんな…」

「可愛すぎ・・・」

えっ・・・

ちゅ

「えっ・・・・」

唇に手を当てる。

ど・・・ゆーこと??

「あっ、その・・・ゴメン。」

慎はそのまま玄関に向かう。

「し、慎!!」

アタシは声を絞り出す。

今のは、そうだと思っていいの??

「・・・。おやすみ」

慎はそれだけ言い残すと、外に出てしまった。

「慎・・・。アタシは、スキ・・・、なんだよ――。」
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