『土方大明神』
「もういい!!
お主のような腰抜けは邪魔だ!!
どこかにきえろ!!」
ごもっともな説法のあと土方大明神は浅葱誠を突き放す。
しかし彼自身もなぜこんな事になっているのかすらわからず対処法すら浮かばない。
忽然と姿を消した近藤さん達の安否をどんな救いたいと心に強く思う。
「あの娘は同じ場所で学んでる同士だろうが!!
なぜ列から乱れ彼女をひとりにしたんだ!!
この役立たずで愚か者め!!!」」
厳しい批判を浴びせご立腹なのか刀を振り払い草花を荒々しくかき分けた。