クールなキミとの恋模様


あのコとはデートの約束をしてるんじゃないかとか、今も一緒にいるんじゃないかとか。


付き合ってるんじゃないかって、そんなことが頭を支配していた。



だからどうしても返す気になれなくて、文字を打ち込んでは思いとどまって消去する。



そうこうしている内に時間が流れて、今さら返事をするのも不自然な感じになってしまっていた。



……爽。


今頃、幸せにやってるよね。



夏休みも、残すところラスト1週間となった。



ピロリン



夜、いつものようにベッドに入って寝ようとすると、スマホが鳴って画面を光らせた。


< 311 / 383 >

この作品をシェア

pagetop