クールなキミとの恋模様
あのコとはデートの約束をしてるんじゃないかとか、今も一緒にいるんじゃないかとか。
付き合ってるんじゃないかって、そんなことが頭を支配していた。
だからどうしても返す気になれなくて、文字を打ち込んでは思いとどまって消去する。
そうこうしている内に時間が流れて、今さら返事をするのも不自然な感じになってしまっていた。
……爽。
今頃、幸せにやってるよね。
夏休みも、残すところラスト1週間となった。
ピロリン
夜、いつものようにベッドに入って寝ようとすると、スマホが鳴って画面を光らせた。