sky weep day~空が泣く日~
「お前ら、遅刻だぞ~」

「香川、見逃せ」

「全く、仕方ねぇな」


それで遅刻をなかったことにして、良いのだろうか?


てか、これが普通なの?


はぁ、一々突っ込むのは止めよう。


ここじゃ、あたしが普通じゃないんだ。


「で、陽向(ひなた)がどうしたんだよ」

「陽向じゃなく、ひなただ。今日転校して来た」


香川先生が、3人にあたしのことを話す。


香川先生と話していた青髪の男が、あたしのことを見る。


「へぇ~、陽向と同じ名前なんだ」


そう言い、赤髪の男もあたしのことを見た。


そして、一緒に居た黒髪の男も、、、


そんな彼らの姿を、さっきまで話していた女子たちが目をハートにしている。

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