sky weep day~空が泣く日~
確かに、3人とも、、、顔は、カッコいいと思う。


でもそんなことより、あたしは嫌な予感がした。


だって、、、


この3人は、ルイとタカヤと同じ匂いがしたから、、、


まさか、、、


きっと、、、あたしの、思い違いだ。


そこに調度良く、チャイムが鳴る。


「じゃあな、お前ら。今日も、ちゃんと授業受けろよ」


そう言うと、香川先生は教室から出て行った。


「トイレって、どこにあるの?」


あたしは近くに居た、女子に尋ねる。


「ありがと」


教えてくれた女子にそう言い、あたしは足早に教室を出た。


そしてトイレの個室に入り、ギュッとネクタイを握り締める。


、、、ルイ。


彼らはルイと、何も関係ないよね?


あたしの、、、思い過ごしだよね?


どうしてあたしは、こんなにも彼らに怯えているんだろう。


よくわからなかったけど、、、


でも、、、


関わっちゃいけない、気がしたんだ。

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