ありがとう 〜君からの贈り物〜
退屈な日々。

White



ミーン。ミーン。ミーン。

「ん、も〜も〜うるさーーい‼︎‼︎」

セミの声。太陽の日差し。綺麗な青空。
何故か私の心をギュッとさせる。
冬でも秋でもなく夏になると
絶対にこんな気持ちになるんだ、、、

「もお8時ぢゃん... 遅刻だやばっ」

お母さんが焼いてくれていた
パンをくわえながら急いで外へでた。

はぁ... 綺麗な青空だなぁ...

気持ちとは裏腹に空は本当に綺麗だ。
進むのを許さないとでも言う様に
足は進まない。毎日これの繰り返し。

高校生活2年目。
本田家をついで16年。笑
充実と言う言葉はいつ言えるの??
JKって一体なによ‼︎‼︎‼︎


あ〜〜〜〜〜〜


頭を抱えてると上から声が降ってきた。

「またこんな所で頭抱えてんのかよ」
「また陸斗か... うるさいな〜」


成瀬 陸斗....


陸斗は小学生からの近所付き合い。
幼なじみ?ってゆうのかな??
陸斗は意地悪いがいの何者でもないよ。




< 1 / 21 >

この作品をシェア

pagetop