ありがとう 〜君からの贈り物〜

「おいしかったね〜」

美鈴と陸斗の幸せそうな顔。
おばちゃんのアイス屋が
やっぱり1番だな〜〜


「今からどこいくんだよ?」

あ、決めてなかったや〜....

「ねえねえ!私達3人で
揃うの久しぶりだよね!!
公園で話そーよ‼︎‼︎」

美鈴が嬉しそうにいった。

「そうだね!話そっか!」
「まあいいけど」

自然とみんな足は同じ方向へ。

「久しぶりだよね〜
ここの公園くるの!」


昔からよく遊んでいた
3人とも家から近い公園。


美鈴はそお言ってはしゃいでる。
かわいいな〜....


陸斗も私はベンチに腰かけ
美鈴をみてると
美鈴もベンチに腰かけた。



「なんかさ、高校入ってから
俺らこおやって3人で遊んだりって
なかったよな。学校でも3人はないし」

確かに....
中学生まではずっと3人一緒
だったのにな〜


「わ、私は3人ずっとこおやって一緒に
中学の頃のように笑いあってたい。
だから今日も誘ってくれて嬉しかった。
前みたいに戻れるよね?」





ずきっ....


私は胸に痛みを感じた。




ごめん。美鈴。





きっと、






きっと私のせいだよ、ね?


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