七色マーブル【短編集】
私とガラスの万年筆の出逢いは旅の途中、イタリアはベネチアにあるガラス製品を扱う店だった。
青、緑、黄、橙、赤、紫…ため息がでるほど色鮮やかな万年筆に心を奪われたのは言うまでもない。
職人の手作業で作られている為2つと同じ物がなく、どれにしようかと散々悩んだものだ。
それから日本へ戻りガラスの万年筆について調べた所、元々は明治35年に日本で生まれたそうだ。その美しさや使い勝手の良さから、瞬く間にヨーロッパへ伝わったという。
今では専ら、こちらの元祖ガラスの万年筆を愛用している。
ペン先の滑らかさやインクの保ち具合が理由に挙げられる。それに多少ならばペン先が欠けても職人が修理可能な為、壊れるまで生涯使える可愛い奴なのだ。
これは大事にしてやりたい。
青、緑、黄、橙、赤、紫…ため息がでるほど色鮮やかな万年筆に心を奪われたのは言うまでもない。
職人の手作業で作られている為2つと同じ物がなく、どれにしようかと散々悩んだものだ。
それから日本へ戻りガラスの万年筆について調べた所、元々は明治35年に日本で生まれたそうだ。その美しさや使い勝手の良さから、瞬く間にヨーロッパへ伝わったという。
今では専ら、こちらの元祖ガラスの万年筆を愛用している。
ペン先の滑らかさやインクの保ち具合が理由に挙げられる。それに多少ならばペン先が欠けても職人が修理可能な為、壊れるまで生涯使える可愛い奴なのだ。
これは大事にしてやりたい。